ラブルースト先生の建築教室

将来の仕事に迷っている中学生や高校生に、「建築」という仕事はどう?と勧めるためのブログです。

前にもちょっと言ったが、

私は昔、「アンクル・チャッキーの名盤紹介」というブログを書いていた。前にもちょっと言ったが、これがなかなかの文章でな。君たちにも是非読んで欲しいと思うのだ。これで当分の間、飽きないと思うぞ。

 

ピアノ君「せんせい、昔の自分の自慢をしているようじゃ、大物になれませんよぅ。」

 

ん?そうか。まあ、これぐらい許してくれ。色んな名盤を紹介したが、その中でも私自身が特に印象に残ってるのが、ジェフ・バックリィとか、ブルース・スプリングスティーンとかなんだが、まあなんだな、やっぱり一番は、デヴィッド・ボウイだな。『ステイション・トゥ・ステイション』。これがベストだ。

 

ライト君「先生、建築…。」

 

お、悪い悪い。では、授業と行くか。前にもちょっと言ったが、私は今、東京というものに、強く惹かれている。2連休だの、3連休だのというときには、足繁く東京へ行き、東京を練り歩いているのだ。

 

ローエ君「ああ、なんか言ってたっすね。ほんとに実行してたんすね。」

 

おお、実行してるとも。東京のいいところは、いい加減にぶらぶら歩いてても、何かしら名所にぶち当たる、というところだ。これは、実に楽しいぞ。この前は、目白通りをぶらぶら歩き、東京カテドラル聖マリア大聖堂に行った。まあ、これはある程度、目星をつけて歩いたんだがね。…しかし、凄かった。予想をはるかに超えていた。というか、これを作った丹下健三の頭の中が、理解できなかった。どんな頭の構造してたら、あんな建物を考えつくのか…。

 

ブオナロッティ君「僕も前、観に行きました。僕は、了解の範囲内でしたけど。」

 

何?君は本当に天才だな。学級委員長になるべくしてなったというところか。しかしなあ、私もあと10年、20年修業を積めば、ああいうものも理解できるのではないか、とちょっと期待しているのだ。音楽話に戻るが、私が初めてジミー・ペイジを聴いた時も、同じような感じだったのだ。理解の範囲外というやつだ。初めて聴いたのが、高校生の時。それからもう…、20年近くなるが、最近ようやく、レッド・ツェッペリンが、私の理解の範囲内に落ち着いてきたのだ。とにかく20年間、執拗に聴き続けたからな。そういうものなのだ。何でも、時間をとにかくかければ、ものにすることが出来る。それを好きでい続けられたならばね。私は、音楽を聴くことで、そういうことも学んできたのだ。それを仕事にも生かす、ということだ。

 

ロジャース君「もう、ロックは、レッド・ツェッペリンで終止符ですか?」

 

いや、それがな。新たなターゲットを見つけたのだ。最近、ノーベル文学賞を取った人だ。

 

佐野君「大江健三郎でっか?」

 

違う違う。あれはロックじゃなくて、デスメタルだ。私が言ってるのは、正統派のロッカー、ボブ・ディランだ。

 

ハディド君「えー、おじんくさい。」

 

そんなこと無いぞ。この人は、ロック界で、間違いなく最高峰だ。最高峰はジミ・ヘンドリックスでもなく、ジョン・レノンでもなく、ボブ・ディランだ。

 

ライト君「せんせーい、建築に戻ってくださーい。」

 

ん、そうか。乗ってきたところだったんだがな。うむ、で、そのカテドラル教会でな、ミサに参加してきたんだよ。何というか、私はキリスト教の儀式というものに、初めて参加したんだがな、なんか場違いな感じがしてきたのだ。私はどの宗教も信じてはいないんだが、よくよく考えてみると、私は結構神頼みというものをするなあ、と思ってな。その時何となくイメージする神様というのは、イエス・キリストではなく、日本の神様なんだな。なんだかんだで私は日本人なんだなあ、と。

 

前川君「神道ですか?なんか建築からまた逸れてきましたね。」

 

まあ、いいのだ。全てのことは繋がっているのだ。それで私は、『イチから知りたい!神道の本』という本を帰りがけに買ってな。神道を一から学んでみているところなのだ。

 

ピアノ君「神様なんて実際いるんですかね~。」

 

それがな、こういうのは、割と馬鹿にしたもんじゃない、と思うのだ。この世には、自然の法則、というものがあるだろ?そういうのを理論的に説明するものが、数学とか理学なのだと思うが、果たしてその数式だけで、この世の中を定義づけられるのか、という話なのだ。その数式を超えたところに、神というか、仏というか、そういうものがいるんだろうな、と何となく思うのだ。

 

ローエ君「なんか、今日の授業は、ジェットコースターっすねえ。」

 

勿論私も、宗教にどっぷり浸かるつもりはない。でも、建築だろうが、音楽だろうが、どんなものにも、理論を超えたところに神様が宿っている、と考えるのは、ちょっと子供っぽいかもしれないが、世の中がちょっとだけ楽しく見えることだと思わないかね?

 

ローエ君「俺、先生に賛成っす。世の中楽しんだもん勝ちっすよね!」

 

う、うーん、そういうのとはまた、ちょっと違う気もするが、…まあ、そういうこととも言えるか。そうだよな、授業も何でも楽しんだもん勝ちだよな!

 

 

 

ブオナロッティ君「授業は授業です。ちゃんと教師としての仕事を全うしてください。」

 

 

 

………はい。…さすが、学級委員長…。

 

 

(終わり)