ラブルースト先生の建築教室

将来の仕事に迷っている中学生や高校生に、「建築」という仕事はどう?と勧めるためのブログです。

路上デビュー、したぞ。

いや、免許取ってから、5回目の運転だったんだがな。今日が、本当のデビューだ。私のこれまでの移動手段と言ったら、本当に時々バスに乗るくらいで、ほとんど電車だけだったわけだ。電車は電車で、乗り方というものがあってな、私はかなり電車慣れしているわけだが、車というのは、まだ未知の世界だったのだ。それがな、今日その扉が開いた、といった感じなのだ。

 

前川君「言ってることが、よくわからないんですが。車なんて、交通法規守ってればいいんでしょ?」

 

君たちはまだ、車を運転したことが無いから、想像が付かないと思うが、車は本当に、危ない乗り物なのだ。みんなが交通法規を守っていても、それでも事故というものは起きてしまう。事故を起こさないように、みんなが気を付けて走っているのだ。

 

サーリネン君「まあ、当然と言えば、当然のことですよね。一人危ない運転をする人がいれば、みんなが迷惑しますもんね。」

 

いや、私もこうやって語れるほどのものはまだないんだがな。ただ、未知の世界だった車社会が、私も入り込める社会だということに気付いたのだ。どうやら私はやはり、車が好きになれそうな気がするぞ。

 

ピアノ君「先生、建築~。」

 

おっと、また違う方向へ行くところだった。前にも、車と建築を絡めて、車庫の話なんぞをしたな。今日は、そうだな、トラックの話なんぞをするか。建築現場には、よくトラックが出入りしているだろ?トラックの運ちゃんって、本当に大変な職業だと、思うわけだよ。自分のハンドル捌きに命を懸けてるわけだろ?なかなか粋だよな。

 

ピアノ君「粋ですか~?」

 

粋だよ。君にはその粋がわからないのかね?君は18になったら、是非とも運転免許を取った方がいいぞ。

 

ピアノ君「僕、取る気ないですよ~。車、危ないから、乗らないつもりなんです。」

 

まあ、適性というのはあるがな、多分。…?ピアノ君!君のせいでまた建築から離れてきてしまってるぞ!

 

ピアノ君「建築って、『粋』が必要なんですか?」

 

………うん、必要だ。どうしても必要だ。現場なんてのは最もそれが顕著に表れるが、設計の世界も、結局必要なのは、「粋」なのであった。なんか本で、『「いき」の構造』とかいう本があったな。今日の仕事が終わったら、ちょっと本屋に足を伸ばして、買ってみるか。無性にタイトルが気になっていた本なのではあったのだが。

 

ロジャース君「今日の授業の主点は、「建築には『粋』が必要」ってことなわけですね。」

 

その通りだ。「粋」ってのは、なかなか言葉で言い表せないものなんだが、結局はそれなのだ。ちょっと私も勉強してみようと思う。絶対に建築の世界に通じるものが、多々あると思うのだ。ということで、君たちも、興味を持ったものは、自分から進んで研究するように。いつか役立つ日が、きっと来るぞ。それではまた次回!