ラブルースト先生の建築教室

将来の仕事に迷っている中学生や高校生に、「建築」という仕事はどう?と勧めるためのブログです。

復かーつ。かな?

あれなんだよね。自分が悪い方向に向かってるのって、自分じゃあんまり気付かないんだよね。でも、そういうのって、避けられないっていうか。だから、助言をくれる人がそばにいるっていうのは、本当に心強い。君たちも、困ったときに手を差し伸べてくれる人を、身近に見つけるように。

 

ブオナロッティ君「先生、たまには建築の授業をしてください。」

 

む?そうだな。ん~、君たちは、大学に行くつもりだろう?

 

ブオナロッティ君「はい。」

 

それで、建築を学ぶつもりだろう?

 

ブオナロッティ君「もちろんです。」

 

…羨ましいな。私は、大学は出てるが、全く別の畑を出ているのだ。例えば建築士の資格を取るにあたっては、工業高校卒の人よりも、条件が悪いのだ。

 

サーリネン君「先生、人生やり直したいんじゃないですか?」

 

君、結構言うよな。それがな、あんまり、というか全然そうは思わないのだ。それこそ君たちのように、早いうちから建築家を志し、その道まっしぐら、という道も、それはそれで美しいと思う。しかし、私の場合、私の選んできた道が、全部今の仕事に生きている。君たちも、建築だけ勉強してても、大建築家にはなれないと、薄々気付いているだろうが、私も、建築とは全く関係の無い、…実はあるんだがね…、そんな世界を見てきたことが、結局は私の個性となっているわけだ。建築一辺倒の人がごろごろいる世界に、一石を投じる楽しみというものを感じているのだ。

 

サーリネン君「のらりくらりとした先生ですね。建築の世界って、そんな甘くないですよ。」

 

…君、私と一戦交えるつもりかね?まあいい。物事をはっきりと言うことも、一つの長所だ。そうだな、例えば、若いうちにピークを迎えて、別の道に進む人もいることを考えると、建築の大学を出ていなくても、ずっと建築の仕事に就いている人の方が、この世界ではいいと思わないかね?

 

サーリネン君「う、うーむ。まあそうですかね。でも、やっぱ大学って、レベル高いですよ。そういうのを若いうちに通過していないのって、どうなんですかね。」

 

う、う、うーむ。…わからん。結局はそこが、痛点なのだ。大学という所は、その世界を、体系的に身に付けることが出来る。全体像を掴むことが出来るから、その後専門の世界に入っても、すんなりやっていくことが出来る。私は実務だけでこの世界を掴もうとしてるから、それはそれはおっかなびっくりの連続なのだ。まあ、実務+独学だが。独学というのも、一長一短だしな。やはり、教わった方が、ずっと早い。

 

ハディド君「先生を見てると、安心しますよ。私、早くからこの道を選んで、正解だったなって。それ以外のことは、少しずつ自分で身に付けていけばいいですもんね!」

 

……君たち、結構言うよな…。まあいい。全部含めて、私の選んだことだ。別に今更くよくよもしてないぞ。もうそういうもんだということは、十分理解しているのであった。さて、そろそろ疲れたな。最近一つ気付いたのだが、私は休んでてもあまり疲れが取れないというか、動き続けてた方が、疲れがあまり溜まらないということが判った。自転車みたいなもんだ。前進してないと、こてっと倒れてしまうだろ?一つ情報を君たちに与えたところで、今日は終わりにしよう。また次回!