ラブルースト先生の建築教室

将来の仕事に迷っている中学生や高校生に、「建築」という仕事はどう?と勧めるためのブログです。

さて、前回はtoo muchだったわけだが、

今回は、昨日ちょっと思いついたことを、言おうかと思う。端的に言おう。私は不良だ。

 

前川君「ど、どうしたんですか、先生?相変わらずの始まりですね。」

 

私はなあ、12の頃から「不良」と呼ばれていたのだ。まあ私は、親しみを込めて呼ばれていたのだと思っていたがな。私自身は、全く自分が「不良」だとは思っていなかったのだが、今自分の人生を総ざらいしてみると、まあなかなかどうして、「不良」じゃないか、と思えるわけだ。

 

前川君「え、先生、不良少年だったんですか?僕は先生のこと、ちょっと変わってるけど、基本真面目な先生だと思ってたんですが。」

 

そう見せれるところが、また悪いのだ。つまり、真面目に見せておいた方が、世の中生きやすいのだよ。でも、わかる人には、わかってしまうものなのだな。フミヤでさえ、15で「不良」と呼ばれたのにな。

 

前川君「…。何だかちょっと、先生を見る目が変わってしまいましたよ。あんまりそういうこと言わない方がいいんじゃないかと…。」

 

いや、私もあんまりそのことに自覚的じゃなかったんだがな…。自覚してしまったのだ。別に君たちに危害を加えようとか、そういうのは全く無いのだ。

 

ブオナロッティ君「先生、建築を志す僕たちにとって、「不良性」って必要なんですか?」

 

…はっきり言って、…はっきり言わなくても…、多分必要だ。と思う。いや、必要じゃないかな。でも、無いより、あった方が…。

 

アアルト君「曖昧過ぎますよ。」

 

私の経験から話すとだなあ、ホントの不良は、建築の世界ではやっていけない。結構マジな世界なのだ。もし今不良であるなら、どこかで改心しなければならないだろう。

 

ハディド君「くっだらない。別に「不良性」なんて必要ないですよ。ロックスターじゃあるまいし。」

 

いや、本当はそうなんだがな。ただ、色んな奴がいるんだよ、この世界。そこを乗り越えていくに当たってだね、そういうのが必要になるんではないかと。…いや、忘れてくれ、みんな。前回に引き続き、ろくでもない授業をしてしまった。次こそは、次こそはちゃんとした授業を…。

 

前川君「別にそう気張んなくていいですって、先生。これはこれで楽しいんですから。」

 

…はぁ、何となくこの授業、「建築哲学」の講義みたいになってるな。そんな学問分野、あるんだろうか。みんな、この授業の方針、「建築哲学」でいいかい?

 

ハディド君「いやでーす。ちゃんと授業して下さい。」

 

ぐむ。まあそうだよな。ここは大学ではなく、高校だものな。このままでは、文部科学省のお偉いさんに叱られてしまう。私ももうちょっと腰を据えて考えよう。

 

 

ローエ君「先生、報告書だけちゃんと書けば、大丈夫っすよ。隠れて楽しい授業しましょうよ。」

 

ぬ。君はやはり、発想が不良…。いつか改心せえよ。(終わり)