ラブルースト先生の建築教室

将来の仕事に迷っている中学生や高校生に、「建築」という仕事はどう?と勧めるためのブログです。

この授業は、

 授業することに、意味がありそうだな。私は、先読みというのが苦手でな。この授業がどう展開していくのか、君たちにどのような影響を与えていくのか、ということを、あまり想像できないのだ。非常に瞬発的な人間なのだよ、私は。場当たり的とも言える。その場の状況を確認して、えいや!と行動していく。そういう感じなのである。

 

アアルト君「また驚きの始まり方ですね。どっから出てくるんですか?そういうの。」

 

アアルト君、君はいいものを持っている、と、私は見ている。今は平均的な高校生だが、君はそのうち、世界の広さを見て、変わっていくだろう。

 

アアルト君「??どうしたんですか?先生。世界がどうしましたって?」

 

いや、別に世界規模になる必要は、全然ないのだ。私もそこまでは全く望んでいない。何というか、君には、異なる価値観というものを、体の中に取り入れて欲しいのだな。君は、それを楽しめる体質だと、私は見ている。

 

アアルト君「はあ。僕はそれ程向上心のある方じゃありませんが。」

 

いや、実に平均的だな、君は。しかしそれは良いことなのだ。色々な価値観の種が、バランスよく君の中に宿っているということなのだ。そういう子は、ある時、自分を本当に惹き付けるものに出会って、大いに伸びていくことが出来る、と私は思っている。

 

アアルト君「はあ、そうなんですか。僕は、そのために、何をすればいいんですか?」

 

うーん。……うーむ。………わからん!ははっ、ごめんな。私もそこまでは、わからん。ただな、この世界というものは、偶然に満ちているのだ。どこで、何が起こるか、それは誰にもわからないのだが、でもその偶然が、自分に何かしらのものを与えてくれることが、多々ある。君は、その時のために、準備というか、土台作りをするとよいだろう。

 

アアルト君「はあ。なるほど。まあ、僕は気長にやっていきますよ。とりあえず、建築で進んでくつもりですしね。」

 

うむ、それでよい。みんなも、今私が言ったことは、よく覚えておくように。チャンスというものは、本当にどこに転がっているか、わからない。もしかしたら、一生そのチャンスに出会わないかもしれない。でも、もしそのチャンスに出会った時に、心の準備が出来ていなくて、取り逃すことになってしまったら、悔やんでも悔やみきれない、と思わないかね?当たり前のことを言っているようだが、これを頭に入れておくか、入れておかないかの差は、思いのほか大きい。

 

ハディド君「せんせーい、私のことは、どう見てます?」

 

君は…、建築男にモテそうだな。うまくやっていけるよ、きっと。

 

ハディド君「はあ??なんですか、それ?もっと、君はこういう方向に伸びるだとか、こういう才能がある、とか、そういうのじゃないんですか?」

 

いや、モテる、というのも、一つの才能だ。人生の選択肢が、大いに広がるしな。その才能を無駄遣いしなければ、仕事にも大いに生きてくると思うぞ。

 

ハディド君「え~、なにそれ~。女を使え、ってこと~?なんか馬鹿にしてないですか~?」

 

いや、そういうわけでは全然ないんだがな。……まいっか。気にしないでくれ。君はまだ高校生だし、まだそういう話は、早いか。

 

ハディド君「え~、全然早くないですよ~。私はもう大人ですよ~。」

 

いや、すまんすまん。私も別に、君たちのことを事細かに分析しているというわけではないのだ。印象で話しているだけなのだ。だから偉そうなこと言っていると思うだろうが、君たちは君たちの思うようにやっておくれよ。うん、今日はこの位かな。ではまた次回!