ラブルースト先生の建築教室

将来の仕事に迷っている中学生や高校生に、「建築」という仕事はどう?と勧めるためのブログです。

私は、時代に洗われた、古いものを愛する傾向がある。

しかし、だ。今の時代に生きる人間として、今の時代の情報を、無視してはいかんのだということを、今、痛切に感じている。例えば、スマホ。私は、去年の後半、ガラケーを失くして、i-phoneをようやくゲットした。しかし私は、最新のもの音痴でな。現在に至るまで、ろくに使えてないのだ。しかし、こういうものに弱いということが、今回裏目に出た。

 

アアルト君「今回、って何ですか?」

 

いや、最近、ということだ。私は自分で、相当物事を知っている、と自負していたが、世の中の事象の、0.00001%も、実は知らないのだろうな、ということを認識してな。死ぬまで、色んな物事を勉強していかなくてはいけないと痛感したのだ。

 

前川君「そんなに、知ることが重要ですか?」

 

重要だ。特に、自分が関わっている範囲内のことは、ちゃんと知っておくべきだ。完璧な人間など、いない。でも、自分の関わる範囲内の世界のことは、ちゃんと知っておくことが、危険を回避する術になるのだということを、痛感したのだ。

 

ライト君「やっぱ僕たちは、建築を勉強しろってことすか~?」

 

まあ、そういうことでもあるな。でも、建築だけ勉強していては、駄目だ。仕事一つを取ってみても、建築しか知らない人間は、全く使えない、と言える。建築に関しては、深く知ることが重要かもしれないが、その他に、せめて一般常識、言葉遣い、最近のニュースくらいは、最低限知っておかなければならないだろう。これらは、仕事ができる以前の問題だ。人間として、通常備えてなければいけないものなのだ。

 

ライト君「ぐ。この言葉遣い、駄目っすかね~。」

 

う~む。まあ。駄目だな。私は、こういうとこ、割と許すタイプだったが、やっぱり駄目だ。私は、そういう所もちゃんと教える義務があるのだ、ということを、やっと認識した。ライト君、ローエ君。その言葉遣い、直してくれるかね?

 

ライト君「…わかりました。」

 

ローエ君「わかりました。」

 

ありがとう。無論、今は、もっと自由に話したい、という衝動もあるだろう。君たちにとっては、少し負担かも知れない。でも、今のうちに鍛えておけば、大人になってから、自然と正しい言葉遣いが話せるようになるだろう。この授業の間だけでも、辛抱してくれ。

 

ライト君、ローエ君「はーい。」

 

よし。最初に、最近痛い目にあったと言ったがな、痛い目に合う、というのは、悪い点ばかりではないのだ。危険は伴うが、本当に危ない時は、周りが助けてくれる、ということを知った。私は、もう少し、周りの人たちを信頼してよいのだ、ということを、少し知ったのだ。それを知ることで、少し固さが取れた、というかね。みんな、伊達に生きてないのだ。

 

ブオナロッティ君「…はあ。」

 

ところで、この一連の話は、最近車の免許を取ろうとしていることに、大いに関係してるんだがな。ここだけの話、車の運転は、私にとってスポーツのようなものだということを、感じ始めている。運動神経も使うし、頭も使う。自分の体調管理をちゃんとしなければならないし、事故を起こさないように、実に神経も使う。でも、上手く走れた時は、実に爽快なのだ。

 

前川君「いいですね。僕も早く、車運転したいです。」

 

君たちはしっかりしてるから、18歳になったら、すぐにでも取って大丈夫だろう。私は実は、18か19の時、一度教習所に通っててな。仮免前に、断念しているのだ。相当ほにゃららな奴だったよ、今思えば。私は、今この教習を受けていることが、実に時宜に適っているな、と思っているのだよ。

 

ハディド君「せんせーい。建築の授業してー。」

 

ぬ、言葉遣い…。ま、いいか。今回も、ほとんど建築に触れずに終わってしまうな。何なんだろうね、私っていう教師は。ま、こういうことも大事だということを、是非ともわかってくれ。ではまた、次回!