ラブルースト先生の建築教室

将来の仕事に迷っている中学生や高校生に、「建築」という仕事はどう?と勧めるためのブログです。

みんな、ありがとう。

ローエ君「どうしたんすか~、先生?」

 

いや、私みたいな若輩者の教師に、みんな協力的に授業に接してくれるじゃないか。おかげで私も、のびのびと授業をすることが出来ているのだ。

 

ライト君「気持ち悪いっすよ~、先生。いつも通り授業して下さいよ~。」

 

ローエ君、ライト君。君たちはとてもテストの成績がいいのに、言葉遣いがなっちょらんな。いや、私は気にせんがね。

 

ライト君「先生、ローエの奴なんかと一緒にしないで下さいよ~。」

 

ローエ君「何?ライト、全くっすよ、先生。ライトは要領がいいだけっすよ~。俺は、努力家なんすよ。努力で、点取ってるんすよ。」

 

ライト君「おい、ローエ。俺が努力してないみたいじゃないか。確かに俺は、頭がいい。ただ、頭がいいという状態を保つのは、なかなかに疲れるものなんだぞ。お前の一時的な努力なんかの数倍、俺は生きるのに苦労をしてるんだ。」

 

ローエ君「な、何?俺がテストの前だけしか努力してないみたいじゃないか。お前はいいとこの生まれで、俺んちは貧乏なんだぞ。誰が見たって、お前が人生楽をしていて、俺は苦労に苦労を重ねているとみるに決まってるじゃないか。」

 

ライト君「貧乏人が苦労するとは限らないけどな。」

 

ローエ君「な、なに?」

 

まあまあ、2人、喧嘩はやめなさい。君たち、同級生同士だと、普通に喋るんだな。私には、真面目な接し方はしてくれないのかな?

 

ローエ君「なんか、先生の前では、気が抜けるんすよ~。これじゃダメですか?」

 

いや、全然構わないけどな。あんまり人のこと金持ちだとか、貧乏だとか言うもんじゃないぞ。大事なのは、その人の中身だ。分かったかね?

 

ライト君、ローエ君「うぃーす。」

 

 

さて、冒頭に戻るが、私は君たちに、色々なことを教えたい気持ちは山々なのだが、どう教えたらいいのか、判らなくなってしまっているのだ。君たちは、出来る生徒たちだ。反面、私はまだ新参教師だ。建築に関するレベルというものがあるならば、もしかしたら君たちの方が上なのかもしれない。私は困っているのだ。

 

ブオナロッティ君「前に、気にしないで下さい、って言ったじゃないですか。」

 

君たちは気付いていないかもしれないがね、私にだって、プライドはある。それを見せないことは、強さでも何でもない。私の駄目なところだ。

 

前川君「…せ、先生?」

 

私がどれだけ、惨めな思いをしてきたか、君たちは考えたことがあるかね?

 

ブオナロッティ君「先生、今日は授業終りにしましょう。先生は疲れてるんですよ。」

 

 

…そうだな、すまん、少し取り乱したようだ。最近、私は、どうもあかんのだ。…今日はこれで終わりにさせてもらおう。学級委員長、ありがとう。

 

ブオナロッティ君「…はい。」

 

 

明日までには、ちゃんと立て直すからな。今日は終わり!