ラブルースト先生の建築教室

将来の仕事に迷っている中学生や高校生に、「建築」という仕事はどう?と勧めるためのブログです。

今回は、製図のお話です。

「建築」の仕事と聞いて、一番に思い付くのは、「設計」の仕事かもしれませんね。実際、数多くある「建築」の仕事の中でも、やはり「設計」は花形です。「建築」の仕事の頂点とも言える、「建築家」は、簡単に言えば、「設計」の仕事ですからね。

 

君たちの中でも、絵が上手い子なんかは、もしかしたら、将来設計をやりたい、なんて思っている者もいるかもしれないね。ただし、である。絵が上手いからと言って、設計図が描けるわけではない。「設計」をするには、「建築」の知識、というものが、多分に必要なのである。

 

とは言っても、今すぐにでも、設計図を描いてみたい、という諸君もいるかもしれない。それは決して悪いことではない。描きたいときに、描き始めるのが、ベストである。

 

ということで、いくら描きたいと思っても、道具が無けりゃ、何も描きゃーしない。まずは、道具を揃えよう。

 

 

1.製図板

 

まずは、製図板だ。

 

 

大学で設計製図の 演習を行うときは、A1サイズの用紙を用いることが多いが、建築士試験の実技では、A2サイズを用いる。T定規というものもあるが、この平行定規というものが便利である。特に、マグネット板を使用したものは、スチールプレートというものを使って、用紙を板に固定できるから、とても便利である。

 

 

2.製図用紙

 

鉛筆、インキング仕上げに用いられるケント紙や、スケッチや青焼きの図などの、図面のトレースに便利な、トレーシングペーパーなどが、ある。用途に合わせて使い分けると、良い。

 

 

エスケント ピュアケント製図用紙 180k 100枚 A2 00513002

エスケント ピュアケント製図用紙 180k 100枚 A2 00513002

 

 

 

 

 

3.筆記用具

 

現在は、鉛筆ではなく、ホルダー(ドロップペンシル)やシャープペンシルが主流である。

 

ステッドラー ペンシルホルダー  900 25  シルバー

ステッドラー ペンシルホルダー 900 25 シルバー

 

 

ホルダーは、直径2mmの芯を用い、芯研器などで芯を研いで使うと、シャープな線が引ける。

 

ステッドラー 鉛筆削り マルス 502

ステッドラー 鉛筆削り マルス 502

 

 

ちなみに、芯の高度は自分の筆圧に応じて、選択する。一般的には、2H、H、HB、Fを用いることが多い。

 

その他に、勿論消しゴムも必要である。プラスチック系のものから、練りゴムまである。練りゴムは、消しかすが出ないので、図面を汚さず便利であろう。消しかすが出る場合、製図用ブラシや、電気クリーナーで取り除くと、図面を汚さないぞ。

 

 

ウチダ 製図用ブラシ 小 1-825-0401

ウチダ 製図用ブラシ 小 1-825-0401

 

 

 

 

4.定規等各種製図用具

 

まずは、スケール。三角スケールがいいだろう。6通りの縮尺が付いているので、縮小した尺の直線の寸法を測るのに、重宝するだろう。

 

 

シンワ測定 三角スケール 建築士用 B-15 15cm 74961

シンワ測定 三角スケール 建築士用 B-15 15cm 74961

 

 

次に、三角定規。〈90度、45度、45度〉と、〈90度、60度、30度)の2つあると、便利であろう。

 

 

ドラパス 三角定規 糸面取 ハードコーティング 2mm厚 24cm 13623
 

 

 そして、勾配定規。すべての角度の直線が弾けるので、重宝するだろう。

 

ステッドラー 勾配三角定規 マルス 964 51-8 20cm

ステッドラー 勾配三角定規 マルス 964 51-8 20cm

 

 

回転軸や固定ねじがしっかりしているものを選ぶと、良いだろう。

 

 

更に、円や円弧を描くときには、コンパス。

 

 

その他、小さい円や楕円、三角形、四角形など、各種の図形を描くために、テンプレート、というものがある。これも様々なものが売られているが、自分の必要に応じて、揃えていくといいだろう。

 

 

シンワ テンプレート 一般総合定規 66022

シンワ テンプレート 一般総合定規 66022

 

 

これらの他にも、雲形定規や、自在曲線定規なども用いられる。

 

 

まあ、製図用具は、挙げれば切りがないが、大まかなところは、こんなところだろう。どれでも当て嵌まることだが、自分のお気に入りの一品を見つけて、それを長く使用していくことが、自分にとっても、道具にとっても、良いことだと思うぞ。

 

 

 

…とまあ、駆け足で説明してしまったが、付いて来れたかな?製図を実際にしようと思ったら、必ずこれらの道具の必要性を感じるだろう。その都度、これらの道具を揃えていけば、良いと思う。まあ、最初から全部集めるのは、大変だからね。

 

 

 

ということで、製図用具の説明は、一通り終わったが、これからは、これらを使って、実際に製図を行ってもらうこともあるだろう。製図をするときは、作業周りをきれいに整えてから、行ってくださいね。環境を整えて、気持ちを整える。さすれば自ずと、図面も整う、ってなもんさ。

 

 

はい!終わり!